【図解で分析】サッカーアナライザーの戦術分析ブログ

サッカーの試合を図解でわかりやすく分析していきます。 長いこと試合分析をやってきましたが、オープンに書いていこうかと思います。 一体試合で何が起きているのか、どんな駆け引きが行われているのか、なぜあの選手は活躍できるのか。分析していきましょう。 サッカーがもっと楽しいものに変わります。

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3.左サイド攻撃中心の仙台。川崎からレンタルの中野が躍動する

野津田が躍動する中、同じレンタル組として負けられん、と。しかもレンタル元の川崎との勝負だ。燃えないはずのない中野。そんな中野はベガルタ仙台において重要なピースの1つとなっており、仙台の攻撃が左サイド中心であることも彼の存在が大きい。
野津田が仙台の攻撃を活性化するなら、活性化した攻撃の中心には中野がいた。

ではそんな左サイドからの展開を見てみる。
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ビルドアップの段階で増嶋にボールが渡ると三好がプレッシャーをかけにいく。
そのタイミング降りてきた中野に増嶋がパス。三好が増嶋にプレスに行っているため、中野にはエウシーニョがついていくしかなくなる。
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目次
  1. プロローグ:変革を遂げつつあるベガルタ仙台と首位を追う川崎フロンターレ(本記事に記載)
  2. ポジションに囚われない野津田が仙台の攻撃を活性化する(本記事に記載)
  3. 左サイド攻撃中心の仙台。川崎からレンタルの中野が躍動する(10/17UP予定)
  4. 判断の早い鬼木さん。だがネットが不調、そして前線と後方の間にスペース
  5. 攻撃のテンポを決めるのはDF。仙台DFの地味だけど重要なプレー

1.プロローグ:変革を遂げつつあるベガルタ仙台と首位を追う川崎フロンターレ

川崎フロンターレのスタメンはチョンソンリョン、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎、エウシーニョ、中村憲剛、三好康児、森谷賢太郎、エドゥアルドネット、家長昭博、小林悠。
車屋が日本代表から帰ってきた。そしてルヴァン杯でも激闘を繰り広げたベガルタ仙台とまたもや対戦となる。苦しめられた相手に、今日はどう対抗していくのか。

ベガルタ仙台のスタメンは、関憲太郎、平岡康裕、大岩一貴、古林将太、増嶋竜也、奥埜博亮、野津田岳人、三田啓貴、中野嘉大、石原直樹、西村拓真。
惜しくもルヴァン杯でやられたベガルタ仙台。Jリーグの順位も奮わないが、内容では充実したサッカーを繰り広げつつあることが明らかにわかる。通常モチベーションが上がりづらい順位だろうが、サッカーが上手くなっているという感覚は彼らに自信を与えるだろう。

2.ポジションに囚われない野津田が仙台の攻撃を活性化する
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<前半戦の記事>

目次
  1. プロローグ:相手に傾いた流れ。日本が持つオプション。
  2. 2つのアプローチを仕込んだNZ。日本を崩しにかかる
  3. 小林祐希の成長を感じる好プレー分析
  4. 乾貴士が変えた流れ。決勝点の土壌を築く卓越したプレー
  5. 余談
1.プロローグ:相手に傾いた流れ。日本が持つオプション。
前半戦の記事に書いたように、前半の20分過ぎまではニュージーランドの残念さもあり、流れをつかんで幾度もチャンスを生み出した日本。しかし流れが徐々に傾き、微妙な状況に。後半、ハリルホジッチはどんな手を打つのか。また小林祐希や乾貴士などのオプションをどう効果的に使うのだろうか。

前半同様後半開始直後から、狙いを持ったプレーが見られた。

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5.5バックの強みを活かして、流れを変えられてしまう日本
さて話は試合の流れに戻す。前半途中までは攻勢をかけていた日本。
しかしニュージーランドもただでは終わらない。日本との試合に慣れてきた頃合いから少し様相が変わり始める。どういうことか。

下図のとおり、日本がCBからビルドアップしていく際、長友や酒井にパスすることが多い。この時、長友には右CHロハス、酒井には左CHのトーマスがプレスをかけていく。
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もしニュージーランドが4-4-2であれば、このように長友や酒井までのSHとの距離は短い。
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4.香川真司の巧みなポジショニング
さて日本代表では相手にも警戒されることもあり、なかなか世間には厳しい目で見られている香川真司。
しかし世界でもトップクラブに近い地位にまで上り詰めたドルトムントでいまだに在籍できている。そこには彼の一番の強みであるライン間でのプレーの他、巧みなポジショニングなども理由だ。実はPKを獲得して日本の1点目となったシーンに、香川真司のポジショニングがこっそりと寄与している。

具体的に試合映像の画像を切り取っていく。

まずは前半4分の場面だ。
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右サイドで久保が相手のプレスを受けながらもキープしようとする場面。青い丸で囲んだ香川真司は少し下がりながら近づいている。久保がボール奪取された際に、この相手にボールを渡らせないことにもつながる。
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