【図解で分析】サッカーアナライザーの戦術分析ブログ

サッカーの試合を図解でわかりやすく分析していきます。 長いこと試合分析をやってきましたが、オープンに書いていこうかと思います。 一体試合で何が起きているのか、どんな駆け引きが行われているのか、なぜあの選手は活躍できるのか。分析していきましょう。 サッカーがもっと楽しいものに変わります。

 目次 1.浦和GK西川が追求する足下だけでない「究極の余裕」 2.日本にもいる!スペイン1部からの誘いを断った天才GKコーチ 3.GKスキルを手始めに知りたい方はまずフットボールネーションから 4.余談

 1.浦和GK西川が追求する足下だけでない「究極の余裕」 浦和レッズの守護神というだけでなく、日本代表の守護神である西川。 『フットボールネーション』という漫画で最近、日本のGKと欧州のトップレベルのGKスキルの大きな隔たりについて描かれることが多く、彼のプレーに注目されている方も多いのではないかと思う。

そんな西川と、そのGKコーチをつとめる土田コーチに関する記事が素晴らしかった。
浦和GK西川、土田コーチと追う「究極の余裕」
彼の特徴として、まず報じられたり語られることが多いのは足下の上手さ。つい最近もGKであるにもかかわらず2試合連続アシストを記録するほど。ポゼッションサッカーを目指すチームにとって、ビルドアップを成功に導くことは時間とスペースを前線へ届けるための生命線とも言える。であるがゆえに、GKの足下の上手さというのは本当に重要で、かなり違いを生み出す。

しかしGKの本分とは何か、というと、やっぱり一番は「良い準備をし、ボールを手で止めること」。それは誰もが認めるところだろう。

その点、足下の上手さだけではなく、西川が土田コーチの下、ボールを手で止めるために、構え、手や腕の動かし方、プレジャンプの最小化などなどトレーニングをしっかりと積んでいることは日本にとって非常に喜ばしいことだ。 明後日から始まる日本代表戦でも、おそらく西川はスタメンだろうから、頑張ってほしい。

 2.日本にもいる!スペイン1部からの誘いを断った天才GKコーチ

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 目次 1.プロローグ:ポゼッションでバルサを上回りたいサンパオリ 2.バルサのビルドアップ破壊したセビージャのハイプレスのルールとは 3.メッシだって守備する時はするんだぞのハイプレス 4.後半、バルサのセビージャハイプレスいなし術とは 5.余談

 1.プロローグ:ポゼッションでバルサを上回りたいサンパオリ 今更ながら、リーガ開幕直前に行われたスーペルコパ1stレグをとりあげる。

さてさてセビージャのスタメンは、リコ、エスクデロ、メルカド、ラミ、マリアーノ、クラネビッテル、エンゾンジ、清武、ビトーロ、バスケス、ビエット。 レアルマドリー戦での120分に及ぶ激闘から中4日でバルサ戦という体力的に厳しい状況。サンパオリは試合前コメントで、ポゼッション率でバルサを上回りたいとのこと。ということはバルサからボールを奪う必要がある。そんなわけでハイプレスが炸裂する。

バルサのスタメンは、ブラーボ、マテュー、マスチェラーノ、ピケ、セルジ・ロベルト、イニエスタ、ブスケツ、ラキティッチ、アルダトゥラン、スアレス、メッシ。 ネイマールが五輪でいないので、アルダトゥランが登場する。昨シーズンはリーガを制したものの、CLは敗退。しっかり勝って今シーズンの励みとしたいだろう。また、MSNの控えFWの獲得に非常に苦労しているそうだ。


 2.バルサのビルドアップ破壊したセビージャのハイプレスのルールとは

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分析ブログってことなんですが、話題になったことについて軽くコメントする記事もたまにあげていきます。

最近こんな記事およびデータがネットで出回っていました。

山口蛍よりもボール奪取能力が高い日本人ボランチ6人;小笠原満男、川辺駿他

ボール奪取データ

例えばみなさんが日本代表監督であった場合、これを見てどう考えるだろうか。

この記事からは、データというものがいかに人の判断を狂わせる可能性があるかを表していると感じる。その危険性の類は、最近ビジネスの世界でも、統計データの見方として言及されることが多い。

特定ポジションを考える時、まずは何を見るべきなのか仮説でも構わないので明確でないといけない。つまり、まず大事なのは自分のチーム(例:日本代表)におけるプレーモデルの中で、(守備的)ボランチの必要要件とは何なのか、を明確にすることだ。

その中の一つにボール奪取能力があるだろう。そして上記の記事で言えばその要件を プレー時間90分当たりの「タックル成功数+インターセプト成功数+こぼれ球奪取数」 と決めているわけだ。

ただしそこには、例えば所属チームのプレーモデル、所属チームの守備回数などは考慮されていないし、データに反映しないということだ。

しかし引いて守るチームと、前線からハイプレスするチームにおけるボール奪取では必要な能力は異なるものだ。 また90分間に守備回数が100回あるチームと50回しかないチームとでは、そもそもデータの母数が異なる。誤解を恐れず超単純化すると、米本が100回中7.41回、山口蛍は50回中6.10回(単純に倍にすると100回中12.2回)という風に山口蛍が上回るかもしれないのだ。(あくまで可能性)
確かにデータはわかりやすい手がかりとなりうる。 しかし何を要件とするかによって、同じデータでも非常に役に立つこともあれば、 何の役にも立たず、むしろ間違った判断へ導くこともある。

ビジネスの世界でよく言われるように、 統計/データを適切に見るためには素養が求められることを注意したい。



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sevillaOF vs espanyolDF

セビージャのスタメンは、リコ、ビトーロ、メルカド、パレハ、マリアーノ、エンゾンジ、サラビア、清武、バスケス、ビエット、ベンイェデル。 注目の清武はまたスタメンである。代表では左寄りで起用されることの多い清武、セビージャでは右寄りで起用されることが多い。また開幕前は中盤や前線でだったビトーロが左SBに起用されている。そして開幕前と異なる点は他にもあり、2トップになって、ベンイェデルがスタメンとなった。 チリ代表を率いて2015コパアメリカを制した名将サンパオリが、いよいよ欧州の舞台に登場する。結果を出せるか期待がかかる。

エスパニョールのスタメンは、ヒメネス、ルーベン、オスカル、ゴンザレス、ロペス、ピアッティ、サンチェス、ディオプ、ペレス、モレノ、バチストン。 監督はなんとキケ・サンチェス・フローレス。レアルの下部組織で指導者をし始めた監督で、バレンシア時代のCLでの活躍が懐かしい。中東での監督を経由し、プレミアにも行ったものの、リーガに帰ってまいりました。 ちなみに俊輔がエスパニョールにいた時、現在セビージャでキャプテンをはるパレハが同僚だったらしい。

 ■攻撃的なセビージャ

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