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目次
  1. プロローグ:ついに日本代表初選出の車屋。ちなみに上位攻防戦である。(本記事で記載)
  2. フロンターレのビルドアップと、セレッソ大阪のビルドアップのやる気のなさ(本記事で記載)
  3. チャンスを生み出す川崎フロンターレにおけるポジショニングのルールとは
  4. 注目の車屋の動きをひたすら追ってチェックしてみる
  5. フロンターレの高い位置からのプレッシングの舵取りを担う中村憲剛
  6. 余談
1.プロローグ:ついに日本代表初選出の車屋。ちなみに上位攻防戦である。
川崎フロンターレのスタメンはチョンソンリョン、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎、エウシーニョ、中村憲剛、長谷川竜也、森谷賢太郎、エドゥアルドネット、家長昭博、小林悠。
前節大島が怪我してしまう。大島の異次元の活躍っぷりを感じている選手たちも、少し不安な気持ちがあるだろう。車屋は2015年プロ入りすぐから日本代表バックアップメンバーに選ばれ続けていたが、ようやく本メンバーとして選出された。やる気も十分だろう。

セレッソ大阪のスタメンは、キムジンヒョン、松田陸、田中裕介、マテイヨニッチ、山下達也、山口蛍、水沼宏太、山村和也、秋山大地、柿谷曜一朗、杉本健勇。
対するセレッソ大阪。シーズンを折り返したあたりから徐々に調子を落とし、最近では敗戦が非常に増えてきている。シーズン前半は試合終盤までに点を相手より多く決め、山村を下げて5バックで締める、という戦法がうまくいっていたが、シーズン後半になるとはまらなくなってきた。さあどうする、、、という状態だ。


2.フロンターレのビルドアップと、セレッソ大阪のビルドアップのやる気のなさ
試合はフロンターレが主にボールを保持する展開となる。
したがってフロンターレが丁寧なビルドアップをすることからゲームが始まることが多くなる。

ではビルドアップとは何のために行うのか。
サッカーにおける目的は何か。それは勝つこと、つまりゴールを決めることにある。ゴールを決めるためには、ゴール前で落ち着いてキーパーのいないところにシュートすればよい。しかし相手はそれを防ぐためゴール前中央のエリアは必死にスペースを埋めてくる。だからゴールを決めるのが難しい。サッカーとはそういうスポーツだ。つまりゴールを決めるために、ゴール前で時間やスペースを生み出すことが重要となる。そのためにビルドアップを行うのだ。
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GKやCBにまで激しくプレッシングを90分かけ続けられるチームはほとんどない。であれば、GKやCBがボールを持つ時には比較的、時間とスペースを多く持った状態で攻撃を開始できる。この時間とスペースを後方から中盤、そして前線へ受け継いでいくことがビルドアップの目的だ。これが成功すれば、ゴールの確率は高まっていく。
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ただしこれには様々な技術が必要とされる。技術が足りないチームは、後方から放り込みをし、前線の選手数人でのカウンターに望みをかけるサッカーを展開することとなる。川崎はこのビルドアップが国内トップレベルだ。

そんなフロンターレに対するセレッソ。フロンターレのビルドアップを前線から必死に阻害していく気は全くといっていいほどほとんど見られなかった。
セレッソの2トップ(杉本と山村)は、川崎のCBがボールを持っている時、中央のパスコースを消すことぐらいしか主な役割を与えられていなかったのだ。

そんなセレッソに対する川崎のビルドアップはネットがCBの間に降りて、3バック隣、森谷が相手2トップの間に入ることが多かった。
ネットがCBの間に降りる理由。それは2CBに対して相手が2トップの場合、数的同数となるため、同時にプレッシャーをかけられると苦しい。したがって3人にすることで、相手の2トップのプレッシングに迷いや負荷を与えることができる。さらに2CBよりも3CBの方が横幅を取りやすくなる。
すると、相手の2トップが前からプレッシングをかけるとなると、走る距離やカバーすべき角度が増え、難易度と負荷が高まる。

したがって、中央優先で守るのが鉄則のサッカーにおいて、セレッソは中央へのパスコースを消すことを優先とした。
したがって2トップの両脇には広大なスペースが生まれるため、1つ目のビルドアップのパターンとして、2トップ脇から谷口などがドリブルで運ぶパターンだ。
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その他のパターンとしては、森谷が半身で受けてターンし、トラップと同時に前を向いてそのまま持ち運ぶこともあれば、たまに憲剛が降りてきて助けに来ることもあった。これにより、フロンターレは苦しむことなくビルドアップを行っていく。

3.チャンスを生み出す川崎フロンターレにおけるポジショニングのルールとは次回記事に続く


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