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目次
    1. プロローグ:昨年のJ1覇者と勝ち点No.1の激突(本記事で記載)
    2. サイドを制圧せよ。相手を惑わす土居と金崎と西のポジショニング(本記事で記載)
    3. 2連続でダイヤを形成させる浦和のビルドアップ(11/9UP予定)
    4. 人に意識の強いカシマと、その弱点を突きたいレッズ
    5. 三竿と遠藤のポジショニングに大きな変化。その心は?
1.プロローグ:昨年のJ1覇者と勝ち点No.1の激突

鹿島アントラーズのスタメンは、曽ヶ端準、西大伍、植田直通、昌子源、山本脩斗、三竿健斗、レオ・シルバ、遠藤康、レアンドロ、金崎夢生、土居聖真。
この試合に勝てば優勝に王手だ。川崎の逆転可能性を限らなく小さくすべし、というところだ。そういえばボランチのスタメンが小笠原でないことは知っていたが、永木までもベンチに追いやった三竿はまだ21歳。これからが楽しみな逸材だ。

浦和レッズのスタメンは、西川周作、遠藤航、阿部勇樹、マウリシオ、槙野智章、青木拓矢、武藤雄樹、柏木陽介、長澤和輝、ラファエルシルバ、興梠慎三。
今季はどうも奮わずミシャが解任されているレッズ。そしてスタメンが色々変わりマウリシオがやってきた。別の試合を見たが、マウリシオは非常にレベルが高く、ビルドアップなどでも貢献できそう感が満載だ。来季に向けて良い感触でシーズンを終えていきたいところだろう。


2.サイドを制圧せよ。相手を惑わす土居と金崎と西のポジショニング 
まずは鹿島の攻撃を見ていく。浦和は折を見て前線からハイプレスをかけた守備をたまに行うが、基本的にはハーフラインの少し前あたりから守備を開始していく設計だ。
そのため鹿島のCBは落ち着いてボールを持てる。浦和が基本的に中央を塞いでいるので、CBからSBにパスすることが多い。
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すると浦和はもちろんボールサイドにスライドして対応する。通常右サイドであれば西にはラファエルシルバ、遠藤康には槙野だろう。

そんな浦和に対して、鹿島は2トップをボールサイドにポジショニングさせることで惑わしてきた。右サイドで攻撃することが多かったのだが、特に金崎に関してはタッチライン際にいることが頻発。
これにより金崎がスペースでフリーでボールを持てる場面が生まれてしまう。
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さらに金崎がボールを持つと、マウリシオが対応したくなるが、土居がその背後で裏を狙う動きなどをするため、より危険なエリアでフリーにしかねない。マウリシオは非常に難しい判断を迫られることになる。
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じゃあ阿部か青木が土居に対応すればいいじゃないか。しかし、西は遠藤康にパスを出した後にパス&ゴーし、青木をピン止めするエリアにいたり。また阿部が土居につけば、今度は中央に絞ったレアンドロが控えており、遠藤航と1対1になり危険、という設計になっていた。

また似た形で金崎などをフリーにしようとする意図があるプレーも見られた。
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西がボールを持つと、金崎がタッチライン際、土居がアンカー脇のスペースに位置し、3つのパスコースを創出。ラファエルシルバは飛び込めず、槙野も土居か金崎にアプローチしなければならない難しい判断を強いられていた。

したがって浦和はアプローチを変えていく。
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金崎をフリーにさせないため、槙野をつけ、その他の選手も人につけ、西や植田のところは少しフリーになっても仕方ない、という判断だろう。

また引いて受けるとやっかいなので、浦和もハイプレスをかける時がある。ラファエルシルバが守備に奔走することはそんなにないので、植田に長澤がアプローチする場面が見られた。そういう時は2トップもサイドに流れる時間がない。
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そんな時は、西が高い位置に、遠藤も中央寄りのゴール前に、土居が降りて助ける動きを見せる場面が見られた。これによりラファエルシルバが土居か西をケアしなければいけない状況を作り、西にパスしてフリーで持たせていた。

これらのようにポゼッション率は高くなくとも、サイドを制圧する仕組みを生み出し、攻撃を仕掛けていく鹿島はチャンスを多く演出していた。



3.2連続でダイヤを形成させる浦和のビルドアップは次回記事に続く(11/9UP予定)

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