【図解で分析】サッカーアナライザーの戦術分析ブログ

サッカーの試合を図解でわかりやすく分析していきます。 長いこと試合分析をやってきましたが、オープンに書いていこうかと思います。 一体試合で何が起きているのか、どんな駆け引きが行われているのか、なぜあの選手は活躍できるのか。分析していきましょう。 サッカーがもっと楽しいものに変わります。

タグ:サンフレッチェ広島

<前半戦の記事はこちら>
【図解で分析】激しいハイプレスと迅速な変化で翻弄し合う両チーム 川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島の前半(1)
【図解で分析】激しいハイプレスと迅速な変化で翻弄し合う両チーム 川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島の前半(2)
【図解で分析】激しいハイプレスと迅速な変化で翻弄し合う両チーム 川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島の前半(3)

目次 
  1. 更に変化するビルドアップで右サイド集約から左サイドを攻めたてる広島(本記事に記載)
  2. 左サイド集約から右サイドスペースに展開して攻撃する川崎(本記事に記載)
  3. 余談(本記事に記載)

1.更に変化するビルドアップで右サイド集約から左サイドを攻めたてる広島

さて後半。2-0から大逆転でベガルタ仙台に勝ったことを鮮明に覚えているだろう川崎フロンターレ。今日はリードしているが、油断できないことは身にしみて感じているはずだ。
鬼木監督がハーフタイムにそう選手たちに告げたかは知らないが、鹿島を追い抜くためには気を抜けない川崎。

後半も前線からプレスをかけていく。特に中村憲剛が青山へのマークを強めているように感じられた。
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<前回の記事はこちら

4.短い交代時間を有効に使った鬼木監督。谷口が川崎に変化を与える

前半30分過ぎ、チョンソンリョンが負傷し、新井に交代する。その隙に鬼木監督は谷口と何やら会話をしていた。

すると、ビルドアップでの変化が、広島だけでなく川崎にも見られ始める。

谷口が少し下がり目に移動してビルドアップに絡み始める。
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<前回の記事はこちら

3.森島の迅速なポジションチェンジで川崎のハイプレスを掻い潜ろうとする広島

前半10分を過ぎたころから、徐々に広島はビルドアップの形を変更し、川崎のハイプレスを掻い潜り始める。対応が早いのは、選手の判断なのか監督の指示なのかは現場のみぞ知る。でもたぶん元々準備していたんだと思う。稲垣と森島の役割が分かれていたからだ。

具体的には、インサイドハーフがDFラインに降りていく形だ。
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例えば右SBの丹羽が高めの位置に移動し、森島が右SBの位置に降りる。
これにより森谷からすれば、いや中央を空けてそんなところまではさすがに追えない、となり、長谷川からすれば丹羽も警戒しなきゃいけないしと詰めづらい。そこから展開していくなどだ。

ある実際のシーンはこんな感じだ。
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目次
 
  1. プロローグ:優勝争いする主力離脱の多い川崎とまさかの降格圏内の広島(本記事に記載)
  2. ビルドアップはさせない!両チームのハイプレス方法(本記事に記載)
  3. 森島の迅速なポジションチェンジで川崎のハイプレスを掻い潜ろうとする広島
  4. 短い交代時間を有効に使った鬼木監督。谷口が川崎に変化を与える

1.プロローグ:優勝争いする主力離脱の多い川崎とまさかの降格圏内の広島

川崎フロンターレのスタメンはチョンソンリョン、奈良竜樹、エドゥアルド、車屋紳太郎、エウシーニョ、中村憲剛、三好康児、谷口彰悟、森谷賢太郎、長谷川竜也、小林悠。
前節のベガルタ仙台戦では、劇的な勝利で飾った川崎フロンターレ(前節の分析記事はこちらをご参照ください)。鹿島を追い越すためには今日も勝つしかない。相手の広島は下位とはいえ降格争いで必死に戦ってくるだろうため簡単にはいかないはずだ。大島、家長、ネット、阿部などがいなくてもやるしかないフロンターレ。

サンフレッチェ広島のスタメンは、中林洋次、高橋壮也、水本裕貴、千葉和彦、丹羽大輝、青山敏弘、稲垣祥、柏好文、森島司、アンデルソンロペス、皆川佑介。
いまだまさかの降格圏内にいるサンフレッチェ広島。一体何が起こっているのだろう。そこまで大きくスタメンも変わっているわけではないが、柴崎がなぜかベンチにいる。フェリペシウバもベンチだ。競合川崎相手にも負けられない戦いが続く

2.ビルドアップはさせない!両チームのハイプレス方法 続きを読む

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 目次 1.プロローグ:目標に対して順位が好ましくない同士の戦い 2.広島守備陣をゴール前から離れさせるキジェ戦術 3.ポイチによるウタカとバイアの1対1を作る巧妙なポジショニング戦術 4.後半、攻守に改善された湘南に襲う切なさ 5.余談

 1.プロローグ:目標に対して順位が好ましくない同士の戦い 先日はガンバ湘南戦の記事をあげたが、今週末Jリーグ杯2ndレグで広島ガンバ戦があるので、今日は2週間ほど前の試合だが広島湘南戦をとりあげてみる。

湘南ベルマーレのスタメンは、村山、三竿、バイア、岡本、菊池大、下田、石川、高山、端戸、大竹、ジネイ。 先日記事にしたガンバ戦では途中出場のジネイが先発だったこの試合。また大竹がスタメンにいる。高山はシャドーで出場することが多かったと思うが、右WBとなっている。守備があまり得意でないのでシャドーの方が合っているとは思うが狙われないだろうかと少し心配だ。

サンフレッチェ広島のスタメンは、林、清水、千葉、森崎、柏、丸谷、青山、ミキッチ、柴崎、アンデルソン、ウタカ。 今シーズンは首位争いとは少し距離ができてしまった王者サンフレッチェ。ウタカはトップ下向きと自認しているらしいが、基本的にCFとして使われているようだ。ちなみに五輪ウィークだったので、塩谷がいない。

 2.広島守備陣をゴール前から離れさせるキジェ戦術

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